無料のおすすめマインドマップ作成ツール「EdrawMind(エドラマインド)」の使い方や書き方を解説!

2023-12-18 /
momoka

「マインドマップ」の手法で描かれたノートでは、中心となるアイデアやコンセプトから、四方八方に自由奔放にブランチ(枝)を伸ばし、関連性の高いより具体的なものに細分化されていきます。

漠然としていたキーとなるアイデアやコンセプトが、一枚絵のなかでさまざまに分岐する下位の要素との関連性のなかで、より明確に具体性をもって視覚化され認識できるようになります。

熟練者が描く「マインドマップ」は系統立ててカラフルに色分けされ、樹木の枝のようにしなやかに、また源流から海に向かって雄大に流れる大河のような趣さえ感じられます。

このように、漠然としてわかりにくいアイデアやコンセプトを、見た目も美しくエレガントにまたクリエイティブネスをかき立てられるような手法でビジュアル化したいと思いませんか?

この記事を読むと、マインドマップについての理解が深まります。

また、エレガントで見る者をワクワクさせるほど表現力豊かなマインドマップを描ける「EdrawMind(エドラマインド)」についての詳細と使用方法を解説します。

以前にお使いのマインドマップソフトの表現力や使い心地にご不満がある方にも、「EdrawMind」をおすすめします。

マインドマップとは?

マインドマップとはアイデアやコンセプトを他人と共有したり、より具体性を持って行動に落とし込めるように系統立てて分類整理したり、わかりやすく視覚化する技法です。

中核となるアイデアやコンセプトを中心に、放射状に枝分かれした階層構造で表現されています。

階層構造を下るごとにより具体的な構成要素に還元されます。

逆に、階層の下方から上方への流れは抽象化のプロセスに似ています。

普通の人でもマインドマップを描く習慣をつけることで、ハイパフォーマーの心の中で暗黙的に行われている抽象化や具体化のプロセスを、明示的に訓練できるようになりパフォーマンスも向上するでしょう。

YouTuberで物事を誰にでもわかりやすく説明する能力に長けた方は、マインドマップを高く評価されているようです。

メンタリストDaiGoさんもマインドマップを大絶賛!

メンタリストDaiGoさんが下記のYouTube動画内でマインドマップについて語られています。

年収1000万を超えたい人にオススメのノートがこちら|メンタリスト DaiGo

下記で、メンタリスト DaiGoさんがおっしゃっていることを踏まえて筆者なりに「マインドマップ」のメリットや活用方法について解説します。

アイデアやコンセプトが曖昧なまま具体化できない結果、行動に落とし込めずなかなか成果を挙げられない方にはマインドマップを強くおすすめします。

また、ハイパフォーマーはマインドマップを描いてアイデアやコンセプトを視覚化・形式知化しなくても、暗黙知的に即座に具体化し、行動に落とし込んで卓越した成果を挙げられます。

そのため、彼らにマインドマップは必ずしも必要ないようです。

とはいえ、そのようなハイパフォーマーは、自らの暗黙知をマインドマップで視覚化・形式知化し、組織内の同僚や部下や後輩などとそのマインドマップを共有することで、再現性高く周りの関係者のパフォーマンスを向上できるでしょう。

このように、マインドマップは、自分のアイデアやコンセプトを他人に対してもわかりやすく表現し、共有し合うことでお互いを高め合えます。

そのため、コミュニケーションツールやブレインストーミングツールなどとして、社内研修などでも活用できるでしょう。

YouTuberの両学長やヒトデさんもマインドマップを愛用

YouTuberの両学長やヒトデさんもマインドマップを愛用されています。

両者に共通する点は、物事を誰にでもわかりやすく表現力豊かに説明されることです。

物事(アイデアやコンセプト)をよく理解し、多面的に把握しているので、一見わかりにくく思える物事でも、わかりやすい表現を選んで伝えられます。

マインドマップにたとえるなら、深い階層まで数多くの分岐を繰り返し、膨大な数の関連性のつながりの中で物事を把握している状態です。

そのため、相手の理解度などに応じて、膨大なブランチの中から適切なブランチを選んで、わかりやすい表現でアウトプットできるのです。

マインドマップのメリット・デメリット

マインドマップのメリット・デメリットを下の表にまとめたので参考にしてください。

メリット

デメリット

漠然としたアイデアやコンセプトが明確に視覚化できる

初心者がいきなり自筆でノートに描くのは困難

他人とアイデアやコンセプトを共有できる

見た目も美しく表現できて操作性に優れる「マインドマップ」ソフトは有料版がほとんど

アイデア出しやブレインストーミングツールとしても最適

 

ハイパフォーマーの暗黙知を形式知化して、組織で共有することで組織全体のパフォーマンスが向上する

 

アイデアやコンセプトの棚卸しができる

 

暗黙知的に行われる物事の抽象化や具体化のプロセスを、「マインドマップ」を使用して明示的に繰り返し訓練することで、後天的に抽象化や具体化の能力を向上させられる

 

新しく浮かんだアイデアやコンセプトを忘れないように「マインドマップ」で保存できる

 

無料のマインドマップ作成ツール「EdrawMind」とは?

Wondershare EdrawMind(エドラマインド)は、 豊富なテンプレート、シンプルでフォーマルなビジネス仕様やおしゃれなテーマスタイルでアイデアやコンセプトをわかりやすく視覚化できます。

また、誰にでもできる簡単な操作で、表現力豊かなマインドマップ作りを楽しめます。

WindowsやMac、Linux、オンライン、Android、iOSなど多数のプラットフォームで使用や共有が可能です。

そのため、インターネットへの接続環境があればオンライン上での共同作業や、場所を選ばずマインドマップの同期や作成、編集などがおこなえ作業がはかどります。

無料版と有料版があるので、無料版で操作性やマインドマップのデザイン性などを確かめてから有料版のライセンスを購入するとよいでしょう。

「EdrawMind」を使うメリット・デメリット

「EdrawMind」を使うメリット・デメリットを下の表にまとめたので参考にしてください。

メリット

デメリット

オシャレで表現力豊かなマインドマップを描ける

無料版では、機能の一部が制限される

シンプルでフォーマルなマインドマップを描ける

 

操作が簡単で扱いやすい

 

AIのアシストで効率化をはかれる

 

豊富なテンプレートやオシャレなテーマも利用可能

 

オンラインで共同作業が可能

 

場所を選ばず同期させて移動中や出先でもマインドマップでの作業を続けられる

 

ブレインストーミングに利用できる

 

企業で要求されるレベルの安全なセキュリティー

 

マインドマップをPDFやWord、Excel、PowerPoint、画像にエクスポートできる

 

プレゼンテーションに利用できる

 

「EdrawMind」の特徴

「EdrawMind」の特徴を紹介します。

<対応OS>

対応OS

バージョンなど

Window

Windows Vista/7/8/10/11 (32bit/64bit)

Mac

Mac OS X10.10 及び以降

Linux

inux OS X Debian、Ubuntu、Fedora、CentOS、OpenSUSE、Mint、Knoppix、RedHat、Gentooなど

Android

Android 5.1 以降

iOS

iOS11 以降

<無料版と有料版(デスクトップ用)での機能の違い>

 

フリー版

1年間プラン

永久ライセンス・プレミアム

 

無料

5,900円(税込)

12,900円(税込)

基本的な機能

 

追加できるトピック数

100

無制限

無制限

利用可能なレイアウト

22

22

22

プリセットテーマ

6

33

33

カスタムテーマ

×

虹の色と手描きのスタイル

×

組み込みテンプレート

36

36

36

マインドマップギャラリー

クリップアート

各カテゴリ8枚

無制限

無制限

サードパーティ画像

マーク、タグ、画像の挿入

マークの管理

×

タグの管理

1グループ5タグ

無制限

無制限

番号付けスタイル

2

7

7

数式とテーブルエディター

×

背景色とテクスチャ

背景画像と透かし

デフォルト

デフォルト & カスタマイズ

デフォルト & カスタマイズ

1ファイル内のシート数

2

無制限

無制限

タスク

デフォルト

デフォルト & カスタマイズ

デフォルト & カスタマイズ

アウトラインモード

 

作成と編集

画像、PDF、HTML、SVG ファイルにエクスポート

透かしあり

透かしなし

透かしなし

Word ファイルにエクスポート

×

より高度な機能

 

AI機能

500 トークン

500 トークン

500 トークン

ブレインストーミング機能

5 アイデアまで

無制限

無制限

ガントチャート機能

×

OCR機能

1回まで無料

無制限

無制限

個人用テンプレートとして保存

2

無制限

無制限

インポート&エクスポート

 

MindManager、FreeMind、EdrawMax ファイルをインポート

Word、HTML、Markdownファイルをインポート

50トピックまで

無制限

無制限

TXT ファイルにエクスポート

画像、PDF、Word、Excel、PPT、HTML、SVG ファイルにエクスポート

透かしあり

透かしなし

透かしなし

MindManager ファイルにエクスポート

×

印刷と共有

 

マインドマップの印刷

基本オプションのみ

すべてのオプション

すべてのオプション

マインドマップの共有

共有リンクの期限設定

1 オプション

4 オプション

4 オプション

暗号化設定

 

暗号化されたファイルを開く

ファイルの暗号化・復号、パスワード変更

×

クラウド

 

クラウドストレージ

10MB

1GB

10GB

無料マインドマップツール「EdrawMind」の使い方や書き方

無料マインドマップツール「EdrawMind(エドラマインド)」の使い方や書き方を解説します。

Wondershare公式ページから「EdrawMind」をダウンロードしてインストールします。

「EdrawMind」を起動して下図の赤枠内の「New Right Map」をクリックします

下図のようにシンプルなひな形が表示されるので、たとえば、赤枠の下にトピックを追加したい場合は赤枠内のトピックを選択し、「Enter」キーを押します。

下図の赤枠内のように青色のメイントピックが新たに追加されました。

下図のように赤枠内をダブルクリックし、文字を編集します。(今回は「テスト」という文字に変更しました)

下図のように赤枠内をクリックして選択し、「Tab」キーを押すとサブトピックが後方に追加されます。

下図の赤枠内のようにサブトピックが追加されています。

「EdrawMind」はこのようにだれでも簡単にマインドマップを作成できます。

まとめ

「マインドマップ」について、抽象化と具体化の関連性について主に解説しましたが、帰納や演繹、集合の概念など他にも「マインドマップ」を通して訓練できる思考のプロセスがあります。

「EdrawMind」で「マインドマップ」を楽しく描きながらアイデアやコンセプトを成果や形に変えていきましょう。

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