おすすめVPNサービス5選を徹底比較|メリットと選び方を解説

2022-11-24 /
momoka
インターネットの利用が欠かせない現代では、通信の安全性が重要視されるようになっています。そこで登場したのがVPNサービスです。 しかし、多くのVPNサービスがリリースされており、どれを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、VPNの利用を検討している方に向けて、VPNを利用するメリットや選び方などを紹介します。 そして、おすすめのVPNサービスを8つピックアップし、徹底比較します。

VPNとは「Virtual Private Network」の略称で、日本語では文字通り「仮想専用線」を意味する。 専用線とは、利用する企業専用の回線で、セキュリティが高いことが特徴です。 VPN接続では、共有のインターネット回線を、実際には物理的な専用回線を引くのではなく、仮想的に独立した専用回線のように扱います。 VPNサービスとは、このようなVPN接続を提供するサービスである。

社内ネットワークで顧客データなどの重要な情報をやり取りする場合、公衆インターネットを利用すると情報漏えいの危険性がある。 その対策として、VPNサービスが導入されることが多い。

例えば、誰でも利用できる無料Wi-Fiを利用する場合や、複数の拠点間でデータをやり取りする場合に、インターネット環境のセキュリティを確保するために利用される。 また、日本国内では接続できないサービスや、規制の厳しい海外で日本のサービスを利用する場合にも、VPNサービスが利用されることがあります。

VPNサービスを利用するメリット

VPNサービスを利用することで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。 ここでは、VPNサービスを利用することで得られるメリットについてご紹介します。

無料Wi-Fiを安全に利用できる

ホテルやコンビニなどの無料Wi-Fiは、誰でも利用することができます。 しかし、誰でも利用できる分、通信内容を第三者に見られてしまう可能性があります。 企業の重要な顧客情報に自由にアクセスできるようになれば、社会的信用にも関わります。 そこで、VPNサービスを利用すれば、カフェやホテルの無料Wi-Fiからでも、外部からの侵入を気にすることなく、高いセキュリティでインターネットを利用することができます。

リモートアクセスできる

現代では、働き方が大きく変化し、様々な場所で仕事ができる時代になっています。 しかし、ホテルやカフェなどの公衆インターネットを利用して企業ネットワークにアクセスすることは、セキュリティ上問題があります。 VPNを利用するメリットは、社外にある遠隔地から安全に社内ネットワークにアクセスできることです。 VPNサービスを利用すれば、全国や海外に拠点がある場合だけでなく、最近のリモートワークでも、自宅から会社にいるときと同じ通信環境で仕事ができるようになります。 PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末からのアクセスも可能です。

複数の拠点に対応

VPNを利用することで、3拠点以上を結ぶネットワークとして運用することが可能です。 VPN以外にも、セキュリティを高める「専用線」と呼ばれるプライベートネットワークがあります。 こちらもセキュアな通信が可能ですが、1対1の接続となるため、複数の拠点を持つ企業は拠点ごとに「専用線」を設置する必要があります。 専用回線」を1本設置するだけでも月額数十万円かかるので、多額の資金が必要です。 VPNを利用すれば、各拠点にルーターを設置することで、3拠点以上の接続が可能になります。 そのため、安価にスムーズなインターネット通信環境を確保することが可能です。

VPNサービスを利用するデメリット

ここまで、VPNサービスを利用するメリットについて解説してきましたが、デメリットも存在します。 以下では、どのようなデメリットがあるのかを解説します。

情報が漏えいする可能性がある

VPNサービスによっては、セキュリティレベルに差があり、安全性が低い場合があります。 VPNとは、あくまで仮想の専用線です。 暗号化が施されており、通常の回線よりも安全性は高いのですが、公衆インターネットを暗号化しているため、マルウェアの侵入やサイバー攻撃などのリスクがあります。 これによる情報漏えいの可能性もゼロではありません。 また、初期設定がうまくいかないと、無防備な状態になることもあります。 また、従業員のヒューマンエラーによる情報漏えいの可能性もあります。

通信速度が遅くなる可能性がある

公衆インターネットを利用するため、日中や夜間は通信速度が遅くなる可能性があります。 日々のピーク時には対応できるかもしれませんが、災害など何らかのアクシデントで急にアクセスが増えると、通信が困難になります。 回線速度が遅くなると、ビジネスに支障をきたすことになります。

VPNサービスの選び方

VPNサービスを利用する際には、以下の4つの観点から、自分の目的や使い方に合ったサービスを選ぶことが大切です。

  • 目的に合ったものから選ぶ
  • ノーログポリシーを採用しているものから選ぶ
  • 同時に接続できる端末の数から選ぶ
  • サポート体制が充実しているものから選ぶ

自分の目的に合ったものから選ぶ

VPNサービスを選ぶ際には、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。 例えば、「インターネット上で取引先や関連企業と重要なやり取りをする際のセキュリティを強化したい」など、様々な理由が考えられます。

取引のセキュリティを強化するという意味では、無料のVPNサービスを利用するのではなく、有料のサービスを選ぶべきでしょう。 また、テキストベースの通信はそれほど高速である必要はありませんが、動画など大容量のデータをやり取りする場合は、通信速度の速いVPNサービスを選ぶ必要があります。

海外のサービスを利用する場合、希望するサービスの提供国にVPNサーバーがない場合、サービスを利用できない可能性が高くなります。 そのため、各VPNサービスのサーバ設置場所情報を必ず確認するようにしましょう。

このように、自分の目的に合ったVPNサービスを選ぶことが大切です。

ノーログポリシーを採用しているものから選ぶ

VPNサービスの仕様として、ノーログポリシーを採用しているものがあります。 これは、ログを残さないというものです。 ログとは、誰がいつ、どこから、どのIPアドレスを利用したかを記録するものです。 つまり、ノーログポリシーとは、ユーザーのVPN利用情報を一切残さないという宣言である。 ノーログポリシーを採用しているところは、プライバシー保護や個人情報漏えいを防ぐための対策がしっかりしているので、VPNサービス選びの際には注目したいところです。

ただし、このノーログポリシーには明確な基準がないため、各VPNサービスによって決められたログと解釈される。 そのため、ノーログポリシーが書かれていたとしても、どのログを保持し、どのログを保持しないかは、利用規約やプライバシーポリシーで確認する必要がある。 ノーログポリシーを書くだけで、ログ保持について詳しく書いていないサービスはおすすめできない。

同時接続可能なデバイスの数から選ぶ

多くのVPNサービスでは、同時に接続できる端末の数を1~10台までと制限しています。 会社の規模に応じて多くの端末を利用する場合は、利用可能台数を確認しましょう。 個人・家族で利用する分には、気にする必要はないかもしれません。 しかし、会社で多くの端末を使用する場合は、端末台数に制限のないプランを選びましょう。

サポート体制が充実しているものを選ぶ

VPNサービスの多くは、海外に拠点を置いて運営しています。 そのため、トラブルが発生した際に、日本語で問い合わせができないなどの問題が発生することがあります。 公式サイトが日本語に対応しているか、トラブル時のサポートが充実しているかを確認しましょう。 英語でのコミュニケーションに不安がある場合は、日本製のVPNサービスを選ぶとよいだろう。

また、24時間365日サポートしてくれるのか、ライブチャットなのか問い合わせフォームなのか、回答までにどれくらいの時間がかかるのかなどもしっかり確認したいところです。

おすすめVPNサービス8選の比較表

VPNサービスには様々な種類があり、比較検討する際にどれを選べばいいのか迷ってしまいます。 今回は、おすすめのサービスを8つピックアップして紹介します。

おすすめのVPNサービス5選

ここからは、上記で紹介したおすすめのVPNサービスを順番に紹介していきます。 比較検討の際の参考にしてください。

NordVPN(ノードVPN)

"NordVPN "は、パナマのTefincom & Co., SAが運営するVPNサービスです。 大手VPNサービスの1つであり 2つのVPNサーバーを経由する独自のセキュリティ機能が特徴です. 59カ国、5,000台以上のサーバーがあり、スピードは申し分ありません。 さらに 1つのアカウントで最大6台のデバイスを登録できる。. 他のVPNサービスでは2~4台の端末を利用するものが多いので、長期の海外渡航に便利です。

さらに、1ヶ月、1年、2年の期間があり、それぞれのプランがスタンダードプラスコンプリートに分かれています。 標準的な2年間の長期契約であれば、月額400円以下という非常にリーズナブルな価格でVPNサービスを利用することができます。 月額400円以下という非常にリーズナブルな価格でご利用いただけます。 「NordVPN」は、高いセキュリティを重視する方、コストを抑えたい方にお勧めのVPNサービスです。

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NordVPN」の公式サイトはこちら▼。

Surfshark(サーフシャーク

"Surfshark "は、Surfshark BVというオランダの会社が運営しています。 Surfshark」の特徴は、接続できる端末が無制限であることです。 接続可能なデバイスが無制限であること. 海外に長期滞在する際、とても便利です。 24ヶ月の長期契約なら 月額319円という低価格でご利用いただけます。. 30日間の返金保証もあるので、まずは試してみたいという方にもおすすめです。 また、日本語には対応していないため、ある程度の英語力が必要です。
"Surfshark "は、複数のデバイスを多用する企業や、コストを抑えたい方におすすめです。

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ミルンVPN

「MillenVPN」は、アスポケット株式会社が運営する日本製のVPNサービスです。 MillenVPN」の特徴は、国産VPNでありながら低価格で利用できることです。 国産であるため、日本語でのサポートが充実しています. 2年プランが月額360円という低価格で利用できるのも特徴です. また、海外のVPNサービスよりも手続きが簡単という声もあります。

日本語のサポートを充実させたい方には「MillenVPN」がおすすめです。

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MillenVPN」の価格詳細はこちらをチェック

アトラスVPN

Thorough comparison of 8 recommended VPN services | Explanation of benefits and how to choose


"Atlas VPN "は、2019年に設立された米国Peakstar Technologies社が提供するVPNサービスです。 業界内では比較的新しいサービスですが、すでに全世界で750台以上のサーバーを提供し、600万人以上の利用者を誇っています。
暗号化通信技術「AES-256」を採用しており、この暗号化技術は世界中の軍や銀行、政府機関などで使用されている規格と同じなので、セキュリティレベルは非常に高く、安心して利用することができる。VPNサービスといってもいいでしょう。

また、「アトラスVPN」は、他社のVPNと比較して非常にリーズナブルな価格設定が魅力的です 利用料金は 1ヶ月プランが月額1,398円(税抜)、2年プランが月額261円(税抜)です.
有料プランの他に無料プランもあるので、VPNを使ってみたいという方にもおすすめです。

セカイVPN


"セカイVPN "は、株式会社インターリンクが運営する日本発のVPNサービスです。 セカイVPN」の特徴は、無料トライアル期間が長いことです。 他のVPNサービスでは、30日間の返金保証や2週間の無料期間が設けられていますが、"セカイVPN は2ヶ月間無料で利用することができます. 日本語にも対応しているので、気軽に試せるVPNサービスです。 "セカイVPN "もノーログポリシーを採用していないので、仕事での利用は控えた方が良いだろう。 料金は月額1,000円(税別)で、長期契約による割引はない。
"セカイVPN "は、海外から日本のサービスを利用したい方、海外に限定したサービスを利用したい方におすすめです。

エクスプレスVPN


ExpressVPNは、Express VPN International Ltd.という英領ヴァージン諸島の会社が運営しています。 ExpressVPN」の特徴は、通信速度の速さです。 セキュリティも他のVPNサービスより高いです。 また、有名な老舗のVPNサービスなので、初めてVPNサービスを利用する方にもおすすめです。 料金は12ヶ月契約で約1,144円/月とやや高めですが、通信速度の速さやセキュリティの高さは高く評価されています。
"ExpressVPN "はランニングコストの上限がない方におすすめのVPNサービスです。

まとめ

今回は、VPNサービスとは何か、そのメリットなどを説明し、VPNサービスの選び方やおすすめのVPNサービスを徹底比較しました。 多くのVPNサービスの複雑なプラン、料金、違いなどが分からない方も多いと思います。

そんな時は、今回紹介したVPN選びのポイントや比較表を参考に、自社の目的や用途に合ったサービスを見つけてください。