dcvファイルとは、DMM.comが提供する動画共有サイトやダウンロードサービスで用いられている、専用の暗号化形式のファイルです。
このファイル形式を採用することで、著作権保護や違法アップロードなどの問題に対処することができます。また、dcvファイルは高画質かつ高音質で、ストリーミング再生時の途切れや画質劣化、音質低下などの問題を解決することができます。
ただし、dcvファイルは専用のプレイヤーやダウンロードソフト以外では再生できないため、mp4形式に変換する必要があります。
その際、専用のソフトウェアを使用する必要がありますが、多くのソフトウェアが無料で利用可能です。
今回の記事では、DMMの動画dcvファイルをmp4に変換する方法を紹介します。
dmmの動画dcvファイルをmp4に変換する方法
特定のツールやソフトを利用すれば、dmm動画を保存することは可能です。ここではdmm動画のフォーマットを保存可能なように変換してダウンロードできるツールをピックアップしてみました。
もしdmm動画を自分のコンピューターに保管したいと思っているのであれば、以下で紹介するのツールの中から選んでください。
Keepstreams:dmm動画を変換・保存できるおすすめツール
KeepstreamsはDMMのほかにもFanzaやNetflx、amazonプライムビデオなどの動画配信サービスからダウンロードできます。最大1080pの録画にも対応しているので、高品質でコンテンツを保存できます。
- Keepstreamsをインストールしたら、プログラムを起動しましょう。右上の三本戦の設定ボタンをクリックして、「一般」メニューを選択してください。そして言語を日本語に設定すると、これ以降日本語で表示されます。
- 次に「ストリーミングサービス」をクリックして、解像度などを設定しておきましょう。ストリーミングサービスの中に動画共有サイトのアイコンがいろいろと出てくるでしょう。
- その中にDMMのアイコンがありますのでこちらをクリックしてください。するとDMMのサイトに飛びますのでログインしてお気に入りの作品を見つけましょう。
最後に右下にある「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、ダウンロード作業が開始されます。
StreamGaGa:dmm動画をmp4の型でダウンロードするツール
1. StreamGaGa DMM動画ダウンローダーを無料でインストールします。
2. StreamGaGaを起動し、「VIPサービス」より「DMM.com」を選択します。
3.ご自身のアカンウトでログインをします。
4.保存したい動画の視聴ページに移動し、動画を再生します。
5.動画を再生すると、動画保存設定のウィンドウが表示されます。「今ダウンロード」をクリックします。
VideoProc:dcvファイルをmp4に変換するツール
VideoProc: 簡単な操作で高速に変換可能で、編集機能も充実しています。
VideoProcを使用したdcvファイルをmp4に変換する手順を説明します。
- VideoProcを起動し、「ビデオ」タブをクリックすると、「ビデオ変換」画面が表示されます。
- 変換したいdcvファイルをドラッグ&ドロップして、VideoProcに読み込ませます。
- 出力形式を「mp4」に設定します。出力先のフォルダも指定しましょう。
- 必要に応じて、画質や音質などの設定を調整します。手軽に変換できる場合は、そのままデフォルトで変換しても問題ありません。
- 変換ボタンをクリックし、しばらく待ちます。変換が完了したら、mp4形式のファイルが指定したディレクトリに保存されます。
dcvファイルをmp4に変換する際に注意すべき点
4.1 変換に失敗した場合の解決策
dcvファイルをmp4に変換する際には、いくつかの問題が発生する可能性があります。以下に、変換に失敗した場合の対処法を紹介します。
- ソフトウェアの再起動: ソフトウェアの不具合やメモリ不足などの原因で変換に失敗する場合があります。その場合は、一度ソフトウェアを終了させ、再度起動してから変換を試みてください。
- ファイル形式の確認: 変換しようとしているdcvファイルが正常な形式かどうかを確認してください。また、ファイル名に日本語などの特殊文字が含まれている場合は、英数字に変更してから変換を試みてみてください。
- ソフトウェアの更新: ソフトウェアが古いバージョンだと、dcvファイルの変換に対応していない場合があります。そのため、使用しているソフトウェアが最新バージョンかどうかを確認して、必要に応じて更新してください。
これらの方法でも変換ができない場合は、別のソフトウェアを試してみるか、専門家に相談することをおすすめします。
4.2 著作権に関する注意事項
dcvファイルは、著作権保護のために採用された形式です。そのため、個人的な利用以外での変換や再配布は違法行為にあたります。また、変換したmp4ファイルを第三者と共有する際も、著作権に配慮しましょう。
ただし、自分自身で所有している動画については、個人的な視聴目的であれば変換することが可能です。また、法律に基づく許可を得た場合や、著作権が消滅している場合など、一定の例外も存在するため、注意深く調べてから行うようにしましょう。
以上の点に留意しながら、dcvファイルをmp4に変換し、自由に視聴を楽しむことができます。
まとめ:dcvファイルをmp4に変換して、より自由な視聴体験を楽しもう
この記事では、dcvファイルとは何か、なぜdmmで使用されるのか、またdcvファイルをmp4に変換する際の方法や注意点について紹介しました。dcvファイルは高画質・高音質であり、著作権保護のために採用された形式ですが、一般的なデバイスやアプリケーションでは再生ができません。
しかし、専用ソフトウェアを使用してmp4に変換することで汎用性が向上し、自由に視聴体験を楽しむことができます。dcvファイルをmp4に変換することで、より広い範囲で視聴できるようになり、快適な視聴体験を実現できます。